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管理日記 / DIARY LOG

使い終えた個体をケージへ戻した日|室内待機の飼育日記

成人同士で合意した範囲を終え、床で呼吸と身体の状態を確かめた。道具を片づける音が止むたび、褒められると期待していた個体の顔がこちらを向く。だが最後に指したのはケージだった。『入れ』。短い声のあと、格子の扉が閉じる音だけが室内に残った。呼ばれるまで保管される時間も、飼育の一部として記録している。

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手足をまとめられケージの中で待つ飼育個体
飼育個体 / PHOTO LOG

PROLOGUE

飼い主より

事前に合意した範囲を終えたあと、すぐに解散にはしなかった。床へ伏せさせたまま呼吸と身体の状態を確かめ、水分を取らせる。道具を一つずつ片づけるたび、褒められると期待していた個体がこちらを見た。だが、今日の記録はそこで終わりではない。使い終えた後、どの位置へ戻り、どう待てるかまでが飼育である。

片づけを終えると、部屋の隅に置いたケージを指した。『入れ』。一度だけ目が止まったが、言い直す前に膝をつき、狭い入口へ身体を収めた。格子の扉を閉じ、留め金を落とす。近くに座っていても声はかけない。金属の向こうから何度かこちらを見たが、褒め言葉が来ないと分かると、やがて頭を下げて静かになった。

状態確認では問題なし。命令への戻りも早かった。ただ、終わりを自分で決め、褒められる時刻まで予想しているところがある。こちらが呼ぶまでケージの中で待つこと、その時間も管理下にあることを、もう少し明確に残しておきたい。次回は扉を開けた後にも、出る許可を別に待たせる。

01

床で身体の状態を確認する

終えた後は床へ伏せさせ、背中と脚、呼吸や水分の状態を見た。姿勢を変えた時の反応と返事の速さを順に確認し、無理がないことを本人の合図とこちらの目の両方で確かめる。

道具も床へ並べ、使ったものと次回へ回すものを分けた。片づけの間も勝手に立たせず、同じ場所で待機させた。

02

ケージへ戻して扉を閉める

確認が終わったらケージへ入れた。中では身体を小さくまとめさせ、扉を閉める。褒められると期待していた目が、留め金の音で少し伏せられた。出してほしそうにこちらを見ても、声をかけるまでは応えない。

ケージは派手な見世物ではなく、使わない時間の位置を決めるための場所だ。床、道具、扉の順で一日の扱いを終えた。

03

次に使うための記録

この日の写真は、身体の状態とケージ内での収まりを見返すために残した。次は同じ道具を使うか、待機時間をどう変えるか、その判断材料にする。

一匹の個体として特別扱いするつもりはない。命令へ戻る速さと、管理しやすい状態を維持できているかだけを見る。

PHOTO LOG

この日の写真記録

床で身体の状態を確認される飼育個体
状態確認 / INSPECTION
調教道具のそばで床に伏せる飼育個体
道具記録 / TOOLS

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