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管理日記 / DIARY LOG

呼び出した個体を床で待たせた日|ホテルでの姿勢確認

成人同士で決めた範囲を確認し、夕方、時刻と部屋番号だけを送って一匹を呼び出した。ドアが閉まる乾いた音に肩がわずかに揺れる。褒めてもらえると思ったのか小さくこちらを見たが、返したのは『床へ』の一言だけだった。呼ばれるかもしれないと思うたびに上がる顔が、沈黙のたびに少しずつ伏せられていく。その変化を淡々と見た日の記録。

管理日記 / 飼育日記 / ホテル / 待機 / 姿勢
ホテルの床で身体を伏せて待つ飼育個体
飼育個体 / PHOTO LOG

PROLOGUE

飼い主より

夕方、事前に合意した予定どおり、時刻と部屋番号だけを送った。説明を重ねる必要はない。呼び出された一匹が指定の場所まで来て、扉の前でこちらの許可を待てるか。今日はそこから記録することにした。廊下の足音が止まり、控えめなノックが二度鳴った。扉を開けても労いの言葉は与えず、荷物を置く場所だけを指した。

『床へ』。命じたのはそれだけである。ベッドの脇へ膝をつき、手を床へ置かせ、顔を上げないように告げた。私は椅子へ腰を下ろし、時計と個体を交互に見た。呼ばれるかもしれないと思うたびに肩がわずかに動く。だが、声が続かないと分かると、期待を隠すように目を伏せた。姿勢が崩れれば指先で元の位置を示し、戻ればまた黙って待たせた。

この日は派手なことをするために呼んだのではない。許可のない時間をどう過ごすかを見るためである。終わったと思って顔を上げたところで、最後にもう一度『待て』と命じた。すぐに額を下げ直した点は悪くない。ただ、こちらの動きを追おうとする癖はまだ残っている。次に呼び出す時も、まず同じ床から始める。

01

部屋へ入れたら床へ下ろす

到着の連絡だけ確認して部屋へ入れた。荷物を置かせ、余計な話はさせない。服を脱がせたら、ベッドへ上げずに床を指した。すぐに膝をつき、身体を小さくして止まった。

ここでは名前を何度も呼ぶ必要はない。一匹の飼育個体として、声と指先の合図だけを見させる。こちらが動くたび、呼ばれるかもしれないと顔がわずかに上がる。それでも声が来ないと分かると、自分から床へ目を戻した。

02

姿勢が崩れたら元へ戻す

しばらくすると肩が上がり、楽な姿勢へ逃げようとした。そこで一度だけ声をかけ、手と膝の位置を戻させた。叱り続ける必要はない。崩したら戻す。それを同じ調子で繰り返す。

四足姿勢も取らせたが、見栄えのためではない。立つ許可を与えていないことを身体へ残すためだ。目線を上げず、次の命令までその場で止まらせた。

03

この日の写真記録

床へ伏せた時、姿勢を直した後、命令待ちの三つを写真に残した。どれも特別な場面ではないが、こういう基本の写真ほど次に扱う時の比較になる。

終わりだと思ったのか、最後に一度だけ顔を上げた。褒める代わりに『まだ待て』と告げると、期待を隠すようにまた額を伏せた。次に呼び出した時も、同じ姿勢から始める。

PHOTO LOG

この日の写真記録

床で四足姿勢を保つ飼育個体
姿勢確認 / HOTEL FLOOR
壁際で命令された姿勢を取る飼育個体
命令待ち / COMMAND

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